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代表挨拶

複合型専門商社を目指して

 

当社は、2005年設立から十数年が経過した比較的若い企業です。設立当初は、いわゆるビジネスモデルさえしっかりしていれば、すぐに20億、30億と売上規模が大きくなり、あっという間に100億企業が出来上がるのではないかなどと考えておりました。
しかし、現実は厳しく、実際にはそのようには成長できていないのが現在の当社の姿です。

 

もともと、当社は農業の新しい流通の形やあり方を変えるために設立されました。十数年前は、「農業が変わる」、「これからは攻めの農業」などと変化の兆しがあり、この流れに乗るべく多くの企業で様々な試みがあったと記憶しております。当社もその流れに乗ることを目指しておりましたが、劇的な法律の改正や既存文化の崩壊が起こらず、また、業界の知識も乏しく、流れを見つけることができませんでした。

 

そんな中、関係者や取引先からいくつかのテーマが当社に持ち込まれ、その中で、将来性のあるものを選択、知識を深耕させ、地道に活動を行った結果、「感染性物質の輸送容器」というニッチな分野で最初の基礎を築くことができました。その後、様々なテーマが当社に持ち込まれ、今では、樹脂化学品容器包材機械工具環境関連などの分野で、それぞれが「柱」になり得るテーマとして、成長している段階にあります。

 

これらの「柱」は、当社の目指す「複合型専門商社」の基礎を成すものです。

 

「複合型専門商社」とは、簡単に言うと「ビジネスのショッピングモール」のようなものです。
モールには様々な専門店が並んでいて、必要なものをお客さんに提供しています。そしてそれぞれが自活しています。レストラン、靴屋さん、時計屋さん、服屋さん、雑貨屋さん、ゲームセンター、ペットショップ、クリーニング屋さんなど必要なものがそこに行けば揃う。生活を便利に豊かにしています。

 

当社が目指すものは、この「ビジネスのショッピングモール」です。つまり、専門性の高い商品やサービスを提供する個別のお店を一つにまとめた集合体を創ることです。関わる企業やお客さんがこのモールに来れば、全てではないけれど、専門性の高い、必要とする様々なものが手に入れられる、お客さんが便利に感じ、豊かに感じられる場所です。

 

経営の世界では、あれもこれもやってはいけない、選択と集中が重要で自社資源を分散させてはいけないなどと言われております。しかし、当社は、自活できる=「柱」になり得るものだけを選別して、専門性を深耕させ、最初は小ぶりでもきっちりと市場に根付かせる方が、一点突破よりも経営リスクが軽減できるのではないかという考えです。それに何よりも、働く人の視点から、同じことをずっと続けることも大切ですが、ある時期に別の他のことに携わることが、人間の幅や成長という意味では効果的であり、楽しいことではないかと考えています。

 

当社の社員=「ビジネスのショッピングモール」の専門店で働く人は、もちろん、そのお店=チーム、課の商品やサービスの専門家です。役割分担をしながらそのお店を数人で切り盛りしながら運営します。また、近隣のお店と協力ながら、モール自体を活性化させます。会社は、モールのそれぞれのお店が活性化し、バランスよく運営できるようサポートし、お客さんが喜んできてくれるように知恵を絞ります。そして少しずつモールを利用するお客さんを増やしていきます。そして、この一連の流れに乗って、社員が自然に成長できるような仕組みが、この「ビジネスのショッピングモール」にはあります。

 

当社は、そんな企業体を目標に現在活動しています。

 

企業は、個人の力はもちろん、力を合わせて組織的に動かないと先に進めません。目標を達成するには、同じ価値観を持った人が集まり、知恵を絞りながら継続的に活動していかなければなりません。今後、5年、10年、20年と未来に向けて、この「ビジネスのショッピングモール」を通じて、お客さんに価値を提供し続けられるよう日々努力、成長していくことで、個人と企業と社会との接点を拡大し、何らかの貢献ができることを希望しております。

 


トレンドサイン株式会社
代表取締役 佐々木靖明